住宅ローンを比較し、変動金利、3年固定、10年固定、フラット35の低金利金融機関をランキング形式で紹介!独自の金利優遇を持つFPも紹介!

住宅ローン金利の変動の仕組み

今回は住宅ローン金利が変動する仕組みを説明します。



一般的に、10年以上の長期固定金利等の住宅ローンは

「長期プライムレート」、変動金利や短期固定等の住宅ローンは

「短期プライムレート」と連動していると言われています。



これらは、銀行の貸付金利等で決まる指標で、

常に経済状況(景気)を反映しています。



例えば、今後景気が良くなった場合、消費者の購買意欲が

高まりを見せます。企業はお金を借りてでも設備投資や

販売戦略等に乗り出し、世の中にお金が溢れ出てくる

ようになります。



こうなると、物価が上昇し世の中インフラ状態です。



そこで、政府は基準貸付利率等を引き上げ、

インフラに歯止めをかけようとします。



基準貸付利率等が上昇すれば、金融機関の貸付利率も

自ずと上昇し、「長期プライムレート」や「短期プライムレート」

等の指標が上昇します。



結果、住宅ローン金利も上昇するということになります。

これが住宅ローン金利が上昇するシナリオです。



当然、今すぐに景気が回復するとは思えませんが、

少なくとも、住宅ローン金利の動向を占う上では

重要な指標ですので、知っておいて損はないでしょう。




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