住宅ローンを比較し、変動金利、3年固定、10年固定、フラット35の低金利金融機関をランキング形式で紹介!独自の金利優遇を持つFPも紹介!

手持ち現金から選ぶ

 住宅の購入時にはいろいろと出費がかさみます。当然、住宅ローンを借りる時にも、保証料や手数料、団信生命保険料や登記費用等の現金が必要になってきます。

 

なるべく、現金を使いたくない場合は、「保証料を金利に組み込んだ商品」や「団体信用生命保険料を組み込んだ商品」などを選択するのがいいでしょう。

 

また、金融機関によって物件購入価格の100%まで融資してもらえる商品や、仲介手数料、カーテン・照明・エアコン・外構費用などの諸費用を組み込むことのできる商品もあるので、事前に確認しておきましょう。

 

ただし、このような商品の金利は通常の住宅ローンよりも高めに設定されていますので、総返済額からすれば、現金で支払う方が得になります。


======= シミュレーション例 =======

借入期間35年、全期間固定金利3.1%、借入額:3000万円

保証料内枠方式:保証料に代わって、金利に0.2%上乗せ。

保証料外枠方式:保証料(618,600円)を現金で支払い。

月々返済額 総返済額
保証料内枠方式 120,536円 5063万円
保証料外枠方式 117,136円 4982万円

 シミュレーションでも明らかなように、購入時の現金が少ない場合は、保証料や団体信用生命保険料が無料の商品(保証料内枠方式等)を選ぶしか方法が無いですが、現金があるのであれば、保証料や団体信用生命保険料等の諸費用は、一括で支払う方が得になります。

 トータルで損をしないためには、住宅購入時の現金(約2割程度必要と言われています。)をなるべく多く準備しておくことが必要です。

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